【施工業者からみるコストのかかりやすい物件とはどういう物件?|Eテンポ厨房.COM|大阪】
これらの物件はコストがかかる場合があります。
各物件の特徴をみていきたいと思います。
1、基本的な設備不足(容量不足)にある物件の特徴
低コストで借りられる一等地の物件など一見条件がよさそうにみえる物件によくあるのが、
基本的な設備不足という特徴があります。
電気は電灯(100V)動力(200V)容量足りているか?
給排水は十分な排水管、給水口径があるか?
ガスの容量は足りるか?
換気、給気するための穴はあるか?(開口できるか?)
など、設備が不足するとそれを解消するために費用がかかります。
またこの設備のことは自己判断はしないで必ず店舗専門業者に現地確認してもらいましょう
2、窓など開口が多い物件にある特徴
窓が多いと冷暖房の効率があまりよくありません。
充分な容量を満たすには空調設備をスペックのレベルを上げなければいけません。
3、上層階、地下物件にある特徴
上層階の物件の場合、厨房区画を防水する際は、地上階に比べるとコストをかけて施工する場合があります。
また資材の荷上げなど地上階に比べるとスピードや労力も変わり人工が多くなる場合があります
外観工事のときは足場も必要となり、地上階ではかからないコストがかかってくることがあります。
地下物件の場合、換気や空調設備を1階以上の場所に設置する必要があり、人工や資材などがコスト高になってくることがあります。
4、天井が高い物件の特徴
工事的なコストでみますと、天井にアクセントつけるのに室内足場が必要になったり、天井が高い分、壁の面積も大きくなり体積が増えますので空調や換気設備の容量も通常よりも大きな設備を入れる必要があり、コストがかかってくることがあります。
5、住宅密集地、商業地と住宅地が密接した物件の特徴
住宅地にある飲食店といえば、隠れ家的な飲食店やおしゃれなカフェなどステキなイメージがありますが、
近隣住民との関係を考えると、とてもデリケートな問題です。
臭い、音、振動など工事中も営業開始後も関わってくる問題です。
その中でも最もよくある問題が排気問題です。
臭いや煙をどうするか?どうにかするにはコストがかかります。
消臭装置やダクトを屋上に上げたりと、通常では発生しないコストが周辺環境によりかかってしまうことがあります。
6、集合施設の中のテナント物件の特徴
ショッピングセンターなどのテナント物件は、店舗工事をするにあたり施設の様々のルールや制約があり、路面店で店舗工事するのに比べるとコストが高くなります。
例えば、
施設では工事時間が営業時間外の夜間工事となり、時間に制限がある
施設から指示される使用材料の制限
A工事B工事は施設の指定業者による工事制限がある
など他にもありますが立地や集客力は魅力的ですが、工事に対しては路面店に比べて余分な費用がかかります。
このように物件選びの際は、コスト面からも考慮していきましょう。
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