設計前に整理しないと後悔する3項目
- Hitoshi Kawabata
- 13 分前
- 読了時間: 3分
― 飲食店づくりは「設計前」が9割 ―
「デザインは良いのに、なぜか苦しい」「オープンしてから、こんなはずじゃなかった…」
これは設計そのものの失敗ではなく、設計前の整理不足が原因で起きる後悔です。
飲食店の設計は、図面を描き始める前にどこまで整理できているかで8〜9割決まると言っても過言ではありません。
今回は、設計前に必ず整理しておくべき3項目と、整理してから設計するメリットを解説します。

① 予算の考え方|「総額」だけ見ていませんか?
多くの方が最初にこう言います。
「予算は〇〇万円です」
しかし、この一言だけで設計を始めるのは非常に危険であると考えます。
よくある後悔
見積が出てから「こんなに高いとは思わなかった」
デザインは良いが、厨房機器が最低限になった
結局、追加工事で予算オーバー
設計前に整理すべきポイント
内装・厨房・設備・家具・看板・設計費の配分
「削ってはいけない費用」「調整できる費用」
自己資金と融資額のバランス
👉 予算は「金額」ではなく「考え方」を整理するものです。
② 業態・回転|売上は設計でほぼ決まる
業態や回転数が曖昧なまま設計すると、見た目は良くても稼げない店になります。
よくある後悔
席数はあるのに回らない
厨房が狭く、ピーク時に詰まる
回転を上げたいのにレイアウトが邪魔をする
設計前に整理すべきポイント
客単価 × 回転数 × 席数の想定
滞在時間を「伸ばしたい店」か「回したい店」か
ピークタイムのオペレーション人数
③ 将来の変更|「今だけ」で考えてはいけない
オープン時は問題なくても、1〜3年後に必ずこうなります。
メニューを変えたい
客層が変わった
人手が足りない
よくある後悔
機器が固定されすぎて変更できない
増設したいが電気・給排水が足りない
改装コストが想像以上に高い
設計前に整理すべきポイント
将来、変えそうな要素(業態・営業時間・客層)
余白をどこに持たせるか
「変えない部分」と「変えてもいい部分」
👉 最初から100点を目指さず、70点+拡張性が正解です。
整理してから設計する3つのメリット
① 見積のブレが減少する
設計条件が整理されているため、
追加費用が出にくい
比較検討がしやすい
② 設計のスピードが上がる
無駄な修正が減る
「決まらない時間」がなくなる
③ オープン後の後悔が圧倒的に減る
売上・オペレーション・将来変更まで想定済み
「やり直したい」が起きにくい
まとめ|設計は「描く前」が一番重要
飲食店づくりで後悔する人の多くは、設計が悪かったのではなく、設計前に整理していなかっただけです。
予算の考え方
業態と回転
将来の変更
この3つを整理するだけで、設計・工事・オープン後のすべてが楽になります。
設計図を描く前に、
何を整理すべきか分からない
予算感が正しいか見てほしい
今の考え方で失敗しないか確認したい
そんな段階のご相談も大歓迎です。
「まだ設計は先だけど…」という状態での相談ほど、後悔しない店舗づくりにつながります。
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