設計自由度でここまで変わるコストと仕上がり
- Hitoshi Kawabata
- 4 日前
- 読了時間: 3分
設計自由度でここまで変わるコストと仕上がり
飲食店づくりで、最初にどこまで設計を詰めるか。この「設計自由度」の違いによって、最終的な工事費用も、仕上がりの満足度も大きく変わることは、意外と知られていません。
今回は、現場でよくあるケースをもとに「設計自由度が低い場合」と「高い場合」で何がどう変わるのかを整理してお伝えします。

設計自由度とは何か?
設計自由度とは、簡単に言うと
**「工事を始める前に、どこまで具体的に決められているか」**です。
例えば…
レイアウトは大まかに決まっているだけ
仕上げ素材は未定、雰囲気だけ決まっている
厨房機器はとりあえず既存流用予定
この状態は設計自由度が高いようで、実は現場自由度が低い状態です。
なぜなら、判断がすべて「工事中」に回るからです。
設計自由度が低いまま進めた場合に起きること
① 見積が「仮」だらけになる
決まっていない部分が多いと、見積はこうなります。
「想定」「別途」「現地調整」
数量も仕様も仮
結果として、着工後に金額が増えやすい。
② 現場判断が増え、仕上がりがブレる
現場で決める=その時の「時間・人・予算」に引っ張られます。
思っていた雰囲気と違う
納まり優先でデザインが犠牲になる
「まあいいか」が積み重なる
完成後に「こんなはずじゃなかった」となりやすいパターンです。
③ 結局コストが上がる
よくある誤解ですが、決めない=安くなるではありません。
手戻り
追加工事
やり直し
これらはすべてコスト増につながります。
設計自由度を上げると何が変わるのか?
① コストのコントロールができる
事前に決まっていれば、
削るところ
お金をかけるところ
を意図的に選べます。
「全部削る」ではなく「見せ場に集中投資」ができるのが大きな違いです。
② 仕上がりの再現性が高くなる
図面・仕様・納まりが整理されていると、
誰が施工してもブレにくい
イメージ通りに完成しやすい
これは、デザイン性の高い店ほど重要です。
③ 工期も読みやすくなる
設計が固まっている=現場で迷う時間が減る。
結果として、
工期短縮
オープン遅延リスク減
にもつながります。

「自由に決めたい」と「整理する」は別物
設計自由度を上げる=ガチガチに縛ることではありません。
むしろ、
何を自由にしたいか
何を決めておくべきか
を整理することが重要です。
その整理ができていないと、自由度は「不安定さ」に変わります。
まとめ
設計自由度で変わるのは、デザインだけではありません。
コスト
工期
ストレス
完成後の満足度
すべてに影響します。
店舗づくり、どこから相談すればいいか迷っていませんか?
飲食店の店舗づくりは、設計・施工・工事見積・厨房機器がバラバラに進むほど、
費用も手間も増えやすくなります。
E-テンポでは、以下のようなご相談を多くいただいています。
設計デザインを固まっておらずどう進めるべきか相談したい
施工会社を探している/見直したい
工事見積が妥当か確認したい
新品と中古厨房、どちらが合うか整理したい
施工会社選びで迷っている
「まだ依頼するか決めていない」
「検討段階だが話を聞いてみたい」
という状態でも問題ありません。
まずは状況整理からお手伝いします。
👉 施工事例はこちら



コメント