飲食店には厨房という存在は欠かせません。
また厨房では調理をしますので、しっかりとした換気で空気を入れ替える環境が大切です。
特に飲食店では風量計算をしっかりとして厨房内だけではなく、客席にも不具合が出ないようにしっかりとした換気工事をする必要があります。
そもそもなぜ換気の風量計算が必要なのでしょうか?
今回は換気工事における風量計算の大事さについてみていきましょう!
そもそも換気工事の風量計算とは何か?
風量計算とは、そのお店に合ったダクトや換気扇を選定するために、厨房から出る熱量を計算して、必要な換気量を計算することです。
建築基準法における換気の計算方法は、
理論廃ガス量によって必要換気量を求める方式があり、「V=NKQ」という計算式で必要換気量を求めます。
・V;必要換気量
・N:フードの形状や寸法による定数(20、30、40)
・K:理論廃ガス量(0.93)
・Q:発熱量または燃料消費量
【V=N×K×Q】
換気工事で風量計算しないデメリットとは?
特に風量計算をしなくても、大丈夫と思われている方が意外にも多いです。
だいたいある程度ダクトや換気扇を付けておけば、大丈夫だと思われています。
しかし、風量計算をしないまま厨房工事、厨房機器を導入してしまうと、以下のようなデメリットが出る可能性があります。
・換気量が不足すると、煙たくなる
・冷暖房効率が落ちて、光熱費が上がる
・ファンが風量が見合わないと、故障しやすくなる
風量計算してどうすればよいか?
厨房内の換気工事は、風量計算をしっかりとして、出店費の予算を削らず、設備工事にはしっかりと予算をかけることです。
ダクトや換気というのは、飲食店の部分の中では、あまり目立つものではありませんが、
スタッフだけではなく、お客様がにも大きく影響します。
風量計算をすれば、しっかりとした快適な店舗空間を提供できます。
換気による空気というのは目にみえない部分ではありますが、
予算を削らず、しっかりとダクト換気工事をおこなって、お客様やスタッフにとって快適なお店つくりをしましょう。
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