知らないと損する!厨房機器のメンテナンスで寿命を2倍にする方法|E-テンポ大阪
- Hitoshi Kawabata
- 4月28日
- 読了時間: 3分

厨房機器は「使い方」より「手入れ」で差がつく!
飲食店の営業に欠かせない厨房機器。新品を導入しても、メンテナンスを怠れば、数年で故障・買い替えが必要になることも…。
実は、日頃のちょっとしたお手入れで、厨房機器の寿命は2倍以上に伸ばせることをご存知ですか?
今回は厨房機器の寿命を延ばすメンテナンステクニックを、プロの厨房設備士の視点からわかりやすく解説します。
なぜメンテナンスが重要なのか?
厨房機器は高温・多湿・油汚れなど、過酷な環境で使われます。そのため、次のような問題が起きやすいのです。
油の詰まりによる換気扇の故障
ホコリによる冷却性能の低下(冷蔵庫・製氷機)
焦げ付きや劣化による加熱機器の性能低下
メンテナンスをすることで、
✅ 修理頻度の減少
✅ 光熱費の節約
✅ 食材の品質維持
✅ 安全な厨房環境の確保
といったメリットがあります。
厨房機器別・寿命を延ばすメンテナンスポイント
1. 冷蔵庫・冷凍庫
フィルター清掃(月1回):コンプレッサーの目詰まりを防ぐ。
庫内の整理整頓:空気循環が良くなり、冷却効率が上がる。
ドアパッキンのチェック:密閉性が保たれているか確認。
2. 製氷機
週1回の内部洗浄:カルキや雑菌の付着を防ぐ。
給水フィルターの交換(年1回):水質を保ち、氷の透明度もアップ。
3. フライヤー
油の定期交換:酸化した油は加熱機器の劣化を早める。
加熱部の清掃(毎日):焦げ付きは発火リスクも。
4. ガスレンジ・グリル
バーナーの目詰まりチェック:火力低下を防ぐ。
五徳や排気口の清掃:ススや油が溜まりやすい箇所は毎日清掃。
5. 換気扇・ダクト
フィルター清掃(週1〜月1):吸引力を保ち、火災リスクを軽減。
業者による定期点検(年1回以上):見えない内部の油汚れ対策に。
寿命が縮むNG行動とは?
日々のオペレーションの中で、ついやってしまいがちな“NG行動”にも注意が必要です。
❌ 冷蔵庫を開けっ放し
❌ 熱い鍋をそのまま冷蔵庫に入れる
❌ 機器の上に物を置く(通気口をふさぐ)
❌ 清掃をアルバイト任せにしている
これらは機器に大きな負担をかけ、故障の原因になります。
プロがすすめる!おすすめの定期メンテナンススケジュール
項目 頻度 おすすめ内容
フィルター清掃 月1回 冷蔵庫・換気扇
製氷機の洗浄 週1回 専用の洗浄剤を使用
フライヤー油交換 2〜3日ごと 色・においを確認
バーナー・五徳清掃 毎日 洗剤を使ってしっかり洗う
ダクト内部の点検 年1回以上 専門業者に依頼
補助金・助成金を活用してメンテナンス費用もお得に!
自治体や国の制度で、厨房機器の保守・修理費用に補助が出るケースもあります。
小規模事業者持続化補助金
省エネ設備導入補助金
設備投資促進の助成金 など
うまく活用すれば、メンテナンスの外注費や買い替え時のコストも抑えられます。
まとめ
厨房機器の寿命を延ばすには、毎日の小さな積み重ねがカギです。メンテナンスを習慣化すれば、機器のパフォーマンスを最大限に引き出し、結果的にコスト削減にもつながります。
「最近冷蔵庫の効きが悪い…」「製氷機の氷が小さい」そんな不調を感じたら、まずはメンテナンスを見直してみましょう!
飲食店経営を長く続けるためにも、“メンテナンスは経営の一部”と考えて取り組んでいきましょう。
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