物件チェックで見抜く工事費|契約前にわかる予算オーバーのサイン
- 5月25日
- 読了時間: 5分
「想定より●●百万円高かった…」
飲食店の出店相談で、実はかなり多いのがこのパターンです。
最初は、
「この物件いい感じ」
「家賃も予算内」
「居抜きだから安くできそう」
と思って契約。
ですが、実際に設計・工事の打ち合わせに入ると、
排気ダクトが使えない
電気容量が足りない
厨房レイアウトが入らない
消防設備の追加が必要
給排水工事が想像以上
となり、最終的に大幅な予算オーバーになるケースが多いです。
特に飲食店は、「物件契約後に発覚する工事費」がかなり大きい業種です。
だからこそ重要なのが、**契約前の“物件チェック”**です。
この記事では、現場目線で「予算オーバーになりやすいサイン」を解説します。

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なぜ契約後に工事費が上がるのか
多くの方は、「内装工事=見た目を作る費用」と思っています。
ですが実際の飲食店工事は、
インフラ
設備
ダクト
消防
厨房
空調
給排水
など、“見えない部分”の費用が大きくなります。
そしてこれらは、物件を契約してから初めて発覚するケースが多いのです。
つまり、
「物件選びの時点で工事費はほぼ決まっている」
と言っても過言ではありません。
サイン① ダクトルートがない
これはかなり危険です。
特に、
焼肉
居酒屋
ラーメン
中華
焼鳥
など排気量が多い業態は要注意。
例えば、
ダクトを屋上まで上げる必要がある
共用部を通せない
新設ルートが確保できない
近隣クレームリスクが高い
となると、工事費が一気に数百万円変わることもあります。
しかも、「契約後に発覚」が本当に多いです。
チェックポイント
既存ダクトはどこへ接続されているか
ダクト径は足りるか
排気ファン容量は十分か
臭気・煙の排出方向は問題ないか
ここは、飲食店経験の少ない業者だと見落とすケースもあります。
サイン② 電気容量が小さい
居抜き物件で多いのがこれです。
前テナントが、
バー
カフェ
軽飲食
だった場合。
次に、
ラーメン
定食
焼肉
居酒屋
へ変更すると、電気容量不足が起こりやすいです。
すると、
幹線引き直し
分電盤交換
動力工事
電気申請
が必要になり、予算が大きく増えます。
よくある勘違い
「ブレーカーがある=使える」
ではありません。
重要なのは、
契約容量
動力有無
空き回路
厨房機器とのバランス
です。
サイン③ 給排水の位置が悪い
厨房は、どこでも自由に作れるわけではありません。
例えば、
排水勾配が取れない
グリストラップ位置が悪い
排水桝が遠い
水道口径が不足
すると、給排水工事が大掛かりになります。
特に古いビルは要注意。
床をめくって初めてわかるケースもあります。
サイン④ エアコン能力が足りない
意外と見落とされるポイントです。
特に、
西日が強い
ガラス面が大きい
厨房熱量が高い
物件。
既存エアコンが使えそうに見えても、実際は能力不足というケースが多いです。
すると、
天カセ増設
厨房用空調追加
電源増設
が必要になります。
飲食店は、「暑い店」はかなり致命的です。
サイン⑤ 前テナントの退去理由が曖昧
これはかなり重要です。
例えば、
臭気クレーム
排煙問題
電気不足
排水トラブル
害虫問題
など、見えない問題を抱えていたケースがあります。
ですが、募集資料には基本的に書かれません。
だからこそ、
「なぜ前の店は辞めたのか?」
を必ず確認した方がいいです。
「安い居抜き」は本当に安いのか?
実際は、
安く見える居抜き
工事しやすい物件
は別です。
むしろ、
解体が多い
既存設備が使えない
レイアウト変更が難しい
場合、スケルトンより高くなることもあります。
だから重要なのは、
「今あるもの」ではなく
「使えるもの」が何か
です。
工事費を抑える人がやっていること
予算オーバーを防ぐ人は、契約前に必ず整理しています。
具体的には、
やりたい業態
必要厨房機器
排気量
席数
回転率
オペレーション
人数
を整理した上で、物件を見ています。
つまり、
「物件を見てから考える」
ではなく、
「必要条件を整理してから物件を見る」
という順番です。
E-テンポが物件チェックで見ているポイント
E-テンポでは、単なる内装デザインではなく、
厨房動線
排気
インフラ
工事費
メンテ性
将来的な運営
まで含めて、物件チェックを行っています。
特に飲食店は、契約後に「こんなはずじゃなかった」が起こりやすい業種です。
だからこそ、契約前の段階で整理するだけで、数百万単位の差が出ることもあります。
まとめ|物件契約前に「工事目線」を入れる
飲食店の出店は、物件契約の時点でかなり勝負が決まります。
見た目だけで決めると、
想定外の工事費
工期遅延
近隣トラブル
営業後の不具合
につながるケースもあります。
逆に、契約前に現場目線で整理できると、
予算のズレが減る
無駄な工事を防げる
優先順位が明確になる
出店判断がしやすくなる
というメリットがあります。
【無料相談】物件が決まりかけている方へ。E-テンポ株式会社では、飲食店専門の設計・施工会社として、
排気
騒音
ダクト
厨房
インフラ
動線
まで含めた“現場目線の物件チェック”を行っています。
特に、
居抜きで不安がある
焼肉・ラーメンを検討している
深夜営業を考えている
排気が不安
契約前に確認したい
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