【(理想のお店づくりのために)小さいお店のデザイン施工のポイント】
小さな飲食店の出店されるにあたり、店舗のデザイン決めに悩まれる方が多いです。
今回は小さい飲食店のお店ならではのおさえるべきポイントを解説してきます。
小さいお店の店舗デザインを設計する前にすること
小さいお店づくりに最も重要なのは、開業するお店のコンセプトを固めることです。
コンセプトを明確にすることが、お店の集客や売上を確実なものにします。
店舗デザインを設計する前に必ずお店のコンセプトを明確にしておきましょう。
以下を参考にしてコンセプトを決めてみてください。
小さいお店の店舗デザインをするのにおさえるポイント5つ
飲食店の小さいお店の店舗デザインを設計する際に抑えるべきポイントは以下の4つです。
1厨房と客席のバランスを考えた店舗デザイン
2稼働率を重視した店舗デザイン
3動線を意識した店舗デザイン
4広く見える内装デザイン
飲食店の小さいお店の開業と運営を確実に成功させるためにも、上記4つのポイントを取り入れた店舗デザインを取り入れていきましょう。それでは5つのポイントを解説していきます。
1 厨房と客席のバランスを考えた店舗デザイン
小さな店舗では、厨房区画と客席(客数)のバランスを考えた店舗デザインがとても重要です。
提供する調理工程や品数を増やすために、厨房設備を広くすると、客席が狭くなり居心地が窮屈な空間デザインになってしまいます。
また客席の幅を広くとって厨房区画を狭くすると、料理や飲み物がスムーズに提供できなくなります。
出店する飲食店の業態によって変わってきますが、バランスに注力した厨房と客席にしましょう。
2稼働率を重視した店舗デザイン
稼働率を上げる店舗デザインにするには、カウンターにこだわることがポイントです。
カウンターはさまざまな種類がありますが、小さい店舗での売上と稼働率を考えると、L字型やコの字型カウンターが最適です。
一般的にストレートタイプのカウンターと比べ、料理の提供が早くでき収容人数を増やすことができます。
3動線を意識した店舗デザイン
動線を考えるにあたりまずお客さまの動線を考えなければなりません。
狭い空間であったとしてもカウンター席後ろ通路は人が1人通れる幅(最低60cm前後)を確保するようにします。
また、お客さまが不自由に感じない動線を確保するためにカウンターの下にカバンなどをおける収納を設置したり、壁にコートをかけられるようにフックを取り付けるいいでしょう。
デッドスペースと言われるスペースを有効活用してお客さまの動線確保のデザインに注力しましょう。
4広く見える内装デザイン
狭い空間であっても、白色をはじめとした明度の高い色を壁紙をたくさん使うことで、店内を広く見せることが出来ます。
また、入り口の天井を低くし、店内は天井を上げるといった工夫でも開放感を演出することが出来ます。
もちろんこじんまりとしたバーなどでは、照明を落としたり暗色を多く使うことで、隠れ家の様な雰囲気を演出することもあります。
あくまでコンセプトに合うデザインを心がけましょう。
小さな飲食店の開業資金はどれくらいかかる?
10坪程度の小さい店舗の改装資金はいったいどれくらいかかるのでしょうか。
当然ながら、開業資金は店舗の立地、業種、物件初期状況(居抜きかスケルトン)によって大きく異なります。
先程も述べましたが、狭小店舗だからといって、飲食店の開業資金は決して安くはありません。
あくまで大まかな目安として開業資金として800万~1,000万円はみておくとよいかと思います。
(居抜き、スケルトンまた物件の初期状況によっては費用は大きく異なる場合があります)
狭小店舗は基本的に家賃や物件取得費が安く、一般的な店舗(30坪ほど)に比べやすくなります。
しかし、800~1,000万円という金額は決して安くありません。
融資や補助金を考慮した場合でも自己資本で300万~500万円は最低限みておいたほうがいいでしょう。
開業資金の内訳は、物件を借りる際に必要な費用と、店舗の設計建築費用です。
そこで考慮したいのが融資、補助金、助成金の活用です。
特に補助金や助成金は、場合によっては開業の大きな後押しになることもあります。
店舗デザインをはじめ、開業資金についてのご相談もお気軽にお問合せください。
また店舗開業に際して、弊社では多くの補助金の補助をしてきました。
ご相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。
Comentarios