お店の顔。ファサードの役割とは?
ファサードはお店の印象を大きく左右し集客にも影響します。
ファサードはお店の業態や雰囲気を表現します。
歩行者がお店に入るかどうかはファサードをみて、お店に入ってからのイメージが湧くかどうかという役割があります。
たとえば、スペイン料理店を探しているとき、まずはファサードでどんな国の料理を提供しているお店なのかを判断する人も
多いはずです。ファサードにスペインの国旗を掲げたり、レンガ造りのバル
のような雰囲気で印象付けると、スペイン料理を探しているお客様を
誘導しやすくなります。
集客につなげるファサードとは?
ファサードはお店のターゲットを引き込めるように、
業態やコンセプトがイメージしやすいようにわかりやすく表現することが大事です。
ファサードはお店のターゲットとコンセプトに合わせる
まずファサードで集客したいターゲットに対してどのようにお店の顔をつくるかを考えます。
たとえば、価格設定が高めで、お金に少し余裕のある年齢層高めの客層をターゲットにしている場合、ファサードは少し重厚感のある高級な雰囲気にした方がよいでしょう。
ファサードをカジュアルで値段設定が高めになった場合、お客様は「自分のイメージと違う」と感じ、来客につながらないことがあります。
お店の立地を踏まえてデザイン設計や誘導動線を考える
店舗の顔となるファサードは、立地や人の流れよってデザインする必要があります。
たとえば、間口が狭いお店や地下や2階以上にお店がある場合、道路からお店が目立ちにくいため、目につくインパクトのあるファサードにするのがいい場合などがあります。
お店を外からみてお店の雰囲気がわかるようにする
外から中の様子がわかりにくいお店は、初めて訪れる人にとっては、入りにくいものがあります。
「ファサードをガラス張りにする」「入口を開けておく」などをすると、店内の雰囲気が伝わるでしょう。
地下や2階以上の店の場合は、店への階段を明るく照らしておくのもいいでしょう。
また店頭にメニューなどを設置して、どのような料理があるか、価格帯はどのくらいなのかもわかるとよいかと思います。
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